早期退職や定年退職後は旅行に行こうと考えている人は多いでしょう。高級旅館やクルーズ船でのんびりするのもいいですが、在職中にはなかなか行けなかった場所をご紹介します。
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目次
リタイア後ならではの旅をしたい
こんにちは。Khoです。
時間ができたら行きたい。
憧れの場所をご紹介します。
定年退職した人に人気なのは、少し前までは何と言ってもクルーズ船でした。需要が本格的に回復するにはもう少し時間がかかりそうですが、非日常の優雅な船内で、長年の仕事の疲れを癒したいという思いはよく分かります。
でも、今回、紹介したいのは「優雅」や「のんびり」ではありません。
行きたいけどお盆や年末年始の休暇では混雑していたり、時間的に厳しかったりで、心にひっかかりながら行けなかった、行く踏ん切りがつかなかった場所についてまとめます。
離島
行きにくい場所で真っ先に思い浮かぶのは離島です。
なかなか行けないので、全国の離島が紹介されている「日本の島ガイド『SHIMADAS(シマダス)』」(日本離島センター)という分厚い本をめくって、気持ちを紛らわせていました。
小笠原(父島、母島)
小笠原は父島も母島も空路はなく、交通手段は船だけ。東京都なのに、観光地の離島としてはかなり行きにくい部類に入ります。
父島は東京からおよそ1000㌔。東京・竹芝桟橋から「小笠原丸」に乗り、二見港まで24時間かかります。
母島へは父島から船でさらに2時間かかります。
小笠原丸の運航は週に1便で、増便される時期以外は最低でも5泊6日の日程が必要です。
在職中でも1週間の夏休みを取ればギリギリ行けます。おがさわら丸は欠航が少ないことで知られていますが、それでも万が一戻れなくなったら、と考えると踏み切れませんでした。就職前に行っておけば良かったと後悔していました。
ただし、最短の5泊6日だと移動と現地での時間のバランスがあまり良くありません。なにせ父島との往復だけで48時間ですから。退職で時間に余裕ができるのですから、父島→東京の帰路をもう1便遅らせるという選択肢もあり得ます。
ペリー提督も立ち寄ったという歴史にも関心があります。長い船中で小笠原の歴史に関する本を読んで予習したいと思っています(酔うかも)。
与那国島、波照間島
与那国島は日本最西端、波照間島は日本最南端の有人島です。
与那国島は那覇か石垣島から航空便か船便で行くことができます。波照間島は石垣島から高速船やフェリーで60~120分です。
石垣島までは旅行で行ったことがあります。そのときも与那国島や波照間島にとてもひかれたのですが、同じく行ったことがなかった西表島や竹富島を優先して回ったところで時間切れになりました。以来、石垣島への再訪は果たせていません。
与那国島といえば、岬で馬が草を食んでいる風景ですね。最近では自衛隊の配備が話題です。観光スポットだけでなく、日本の最前線にある駐屯地も見てみたいと思っています。
波照間島は海だけでなく、星空の印象が強くあります。できれば晴れた日に日帰りではなく1泊して、夜空を眺められるといいのですが。
悪石島
鹿児島県の吐噶喇(トカラ)列島にある悪石島は、名前の強烈さで強く印象に残っています。
鹿児島市の鹿児島港か、奄美大島の名瀬港からフェリーでアクセスできます。鹿児島港からは10時間あまり、名瀬港からでも5時間あまりかかります。
奄美大島も訪ねたことがないので、屋久島や種子島も含め、一帯の島々を巡ってみたいと考えています。
悪石島には食堂はなく、民宿で3食とも用意してもらう形とのこと。かつて訪ねたことがある東京・伊豆諸島の最南端に位置する青ヶ島を思い出します。砂蒸し風呂があるようなので、地熱発電に力を入れる青ヶ島と同じように、文字通り熱い島なのでしょう。
ドライブ
在職中は時間がなくて行けなかった長距離ドライブにも行けるようになります。日本一周にも憧れますが、まずは地域ごとに周遊したいと思います。
北海道一周
ぐるりと回ると3000㌔ほどあります。急ぐ旅でもないので、1~2カ月ほどかけてゆったり旅したいですね。
乗用車タイプのマイカーでもいいのですが、軽ワゴンを改造したキャンピングカーでときには車中泊というのも楽しそうです。
以前に函館から江刺方面を回って小樽、札幌とドライブしたことがあります。本州の感覚で地図を見ると縮尺が違っていて、走れど走れど目的地に着きませんでした。
寒い時期や混雑する夏休みシーズンを避けるとなると、5月のゴールデンウイーク明けから7月初旬にかけてあたりが狙い目でしょうか。9月初旬からから11月初旬にかけても良さそうです。
紀伊半島を一筆書き
和歌山市から紀伊半島を南下してドライブしたときに、車窓から見る海が沖縄のような緑色に見えて感動しました。シダなどの植物も大ぶりになり、「南国」に来た気持ちになりました。
半島の一部しかドライブしたことがないので、一度は紀伊半島を一周して景色を堪能したいと思っています。
海に面した左側車線を走るため、三重から南下し、尾鷲や熊野、串本を経て和歌山県を北上します。途中、飛び地の村として知られる和歌山県北山村にも立ち寄ってみたいですね。
少しだけでもいいので、熊野古道も歩けたら最高です。
和歌山市についたら、北上して大阪に向かうのではなく、右折して高野山や吉野を経て三重方面に戻れば、一筆書きの完成です。
しまなみ海道サイクリング
しまなみ海道は80㌔ほど。レンタサイクルも充実していて、初心者でも1泊2日で全線を走破できるようです。
車でドライブしたことがあり、もっとゆっくり景色を眺めて、途中の島にも立ち寄ってみたいと思っていました。
前後に四国一周を組み合わせるのも良さそうです。歩き遍路は大変なので、サイクリングか車で回れれば十分です。四国ドライブの難点は、狭い道が多いことです。車同士がすれ違えない場所があちこちにあるので、運転に自信がないと周囲に迷惑をかけてしまいます。
登山その他
旅と言えるかは微妙ですが、遠方まで往復するということで旅に含めて2つのプランを紹介します。
一つは山登り。日本百名山の山々を眺めていると行ってみたいなと思います。退職記念でどこか1カ所ぐらいは登ってみたいものです。
もう一つは湯治。これも在職中は難しいので含めました。
富士山
一つだけ登るなら、何と言っても富士山です。
恥ずかしながら、山頂までは登ったことがありません。ドライブついでに六合目の少し先までは行ったことがあるのですが、そこで戻ってきてしまいました。
体力も高山病も心配ですが、しっかり準備をして、ゆっくり登れば大丈夫ではないか、と考えています。
湯治
最後は湯治です。
数時間の日帰り温泉や1泊2日の温泉旅行ではなく、2週間ぐらい居続けて入浴と読書三昧の時間を過ごすという体験をしてみたいのです。
個人的なイチオシは秋田県仙北市の玉川温泉。強酸性で源泉100%の湯に入るとピリピリするそう。地熱で天然の岩盤浴をすることもできます。
青森市の酸ヶ湯温泉や群馬県草津町の草津温泉も気になります。
いくつ実現?
実際に退職した後に、いくつ実行できるでしょうか。
実現できたら、またご報告します!
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